便秘の原因は様々で、またその対策についてもいろいろと説明してきました。

便秘にはタイプがあり、それぞれ対処法が違うことを言いました。

しかし、その全てにおいて最も大切なことは、


人と共存している腸内細菌がどのような状態にあるのか


ということなんです。


どんなに食物繊維を摂っても、どんなに水分を摂っても、腸内で消化吸収に最も重要な役割を果たしてくれているのは腸内細菌のバランスです。


便秘にならないように理想的な便を作り出しているのは、腸内細菌のバランスが全てなんです。


特に乳酸菌やビフィズス菌といった「善玉菌」に分類される菌が、少なくとも大腸菌やウェルシュ菌といった「悪玉菌」の倍は存在していなければ、理想的な便は作り出せません。

理想的な腸内環境は外からは確認できないので、とにかく善玉菌を増やす努力を忘れない事です。


理想的の便とは、色は黄土色、大きさはバナナ1本分、水分をちゃんと含んだ柔らかさを保持していて、ニオイがあまりない、これが理想の便です。

理想の便が出ている人にとっては、便秘とは無縁でいられます。


今現在、黒色やこげ茶色で固い便が出て、ニオイもキツイという人は、腸内が「悪玉菌」の方が多い状態になってます。


生活だ、食事だ、繊維だ、水分だという前に、まずは腸内を善玉菌に支配させること、ここから改善していかなければ便秘の解消はできませんし、何もはじまりません。

生活習慣や食事、繊維や水分というのは、理想的な便がでる腸内環境をキープするための手段ですからね。


善玉菌を増やすには、善玉菌を補充する方法と、善玉菌に良質なエサをあげて腸内で増やす方法の2つがあります。

どちらか一方をというのではなく、両方を同時にやることで、腸内環境は早く良くなるはずです。

ヨーグルトなどを毎日食べる(カロリーには注意)事は、善玉菌を増やす事に役立ちます。

カイテキオリゴ
は善玉菌を腸内で爆発的に増やしてくれます。(善玉菌を増やすには一番効率が良い方法です)

また、納豆に含まれる納豆菌は、悪玉菌を減らして善玉菌を増やす働きがあると言われます。

ほかにも、チーズ・つけもの・味噌などの発酵食品は、胃酸に強い乳酸菌が豊富です。
少しずつでも毎日食べるように心がけましょう。


現時点で腸内環境が悪い人にとっては、最初は大変かもしれませんが、一度良い腸内環境を作ってしまうと後は維持するだけなので比較的楽になりますよ。

なにより、毎日気持ちよく排便できる感覚を知ると、善玉菌をものすごく大切な存在と思えるようになりますから。